東京はすっかり寒くなりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、学習における「自律性」を促すためにには、リフレクション(内省)がカギだと言われています。そして、そのリフレクションの質を上げるには、どのような質問を自分に投げかけるかが決め手です。
『学習意識改革ノート』のワーク31には「自分への質問」というものがあります。
たとえば、以下のようなもの。
本当に悩んでいる理由は他にない?
今やらなかったら、どうなる?
頭じゃなくて、心を使うと、何が見える?
それは誰のため?
もっと楽に成功する方法はない?
もしすべてをやり直せるとしたら、どうやる?
このような質問が30個、リストアップされています。
その中で、今の自分に刺さる質問を探すというワークをお勧めしています。
その時々で、目に留まる質問は違うはずです。その質問が自分にグッとる理由も考えてみましょう。そこからなんらかの気づきが生まれるかもしれません。
こうして、定期的にリフレクションを行う「仕組み」を作ると、案外自然に生活の中でリフレクションを行うことができるので、ぜひやってみてくださいね!
こうした「自分への質問」をしながら、年末はいい振り返りをしたいものです^^
<お知らせ>
いよいよ明後日(12月14日)、東京の凡人社さんで対面式のワークショップを行います!
「対話」と「振り返り」を通して,学びに変化を起こす『学習意識改革ノート』の活用法
日時:2024年12月14日(土)13:30~15:30(受付開始13:00)
会場:凡人社麹町店(千代田区平河町1-3-13平河町フロントビル8階)
対象:日本語教育・言語教育に関心のある方,自律学習や協働学習に興味のある方など 参加費:2,000円(税込) ※要予約
講師:加藤聡子(神田外語大学学習者オートノミー教育研究所特任准教授)
主催:凡人社 協力:大阪大学出版会
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